セキュリティ対策は万全ですか?今一度確認を!

仕事柄、いろいろなパソコンに触れる機会が多いのですが、その中でウイルスやアドウェア・スパイウェアに感染しているパソコンをしばしば見かけることがあります。先日はインターネットの設定をしていて、ネットに接続するまでは良かったのですが、ソフトをインストールしようとしてあるサイトを開こうとすると、「404 errer . google」とあたかもグーグルが404エラー(普段はページが存在しませんという意味のエラーとして表示されるもの)を案内しているかのように表示されました。もちろん、そのページ自体存在することは判っているのになぜかその表示がされるのです。(yahoo japanで検索かけていたのでgoogleが案内するのもおかしい話ですが・・・)ためしに他のページもいくつか開いてみました。どうやら表示されるページと表示されずに上記エラーページが表示されるページとあるようです。ちなみにその時表示したくてクリックしたのはマイクロソフト社が公開されている「Microsoft Security Essentials」というウイルス対策ソフトのダウンロードページでした。

IEを使用していたので、クロームで開いてみました。結果は同じ。ファイアーフォックスもダメです。次にIEを「リセット」しました。大抵IEの設定をいじられていたり、妙なアドオンがインストールされていた場合はこれで直るのですが、結果は同じ。あまり見たことのないケースだったのでその日はお預かりすることとなりました。

さて、先に結果から申しますと、「ウイルスに感染しておりました」。お預かりする前にもしやとは思っていたのですが、ウイルスチェックと駆除にはその保存されているデータ容量とパソコンの性能次第で物凄く時間がかかります。実際持ち帰ってからチェックにかけて、なんと8時間フルチェックです。その場でしていたら、夜中になっていたでしょう。

後日お客様にはウイルスが原因だったことをお伝えしてお引渡しとなりました。

これは、一例ですが、ウイルスに感染した、もしくはアドウェアなどで広告が頻繁に表示されパソコンの動作が遅くなったという例はとても最近増えています。そこで、下記にいくつかの有効な対策をお伝えします。参考にどうぞ。

 

ウイルス対策ソフトのお勧めは?

ウイルス対策ソフトはたくさん出ていますが、そのソフトの有効性がそれぞれあることをご存知でしょうか?主な有料ソフトは毎年その有効性について評価がでていますので、迷ったときはそのサイトを覗いてみるといいと思います。

The 比較 セキュリティソフトの比較
http://thehikaku.net/security/08hikaku1.html

年会費を払うのが大変という方は無料ソフトを使う方法もあります。ちなみに、windows8/windows8.1を使用している方はプリインストールされている「Windows Defender」に「Microsoft Security Essentials」(マイクロソフトのウイルス対策ソフト)が統合されており、インストール時から保護されています。それだけでは不安な時はマルウェア対策やリアルタイムスキャンも充実したソフトを別途入れておけば安心かもしれません。(絶対は無いですが^^;)※Vista,7にインストールされている「Windows Defender」には上記ソフトは統合されていません。こちらは別途インストールする必要があります。

主な無料ウイルス対策ソフト(例)
・Microsoft Security Essentials (マイクロソフトの運営するウイルス対策ソフト)
・Avast アンチウイルス (有料版とLite版※無料があります。インストール時に他ソフトのインストールを勧めてきますのでチェックを外しておきましょう。また、広告がでることがあります。)
・AVG インターネットセキュリティ(こちらもインストール時に他ソフトのインストールを勧めてきますのでチェックを外しておきましょう。また広告がでることがあります。)
・Avira フリーアンチウイルス
・Bitdefender Antivirus Free(近年有料版はかなり評価が高いです。)

他にもまだたくさんありますが、用途によってお好みを選べばいいと思います。それぞれ一長一短あり、PCの動作が遅くなる重いソフトは高性能のパソコンで使うとか、場合によっても使い分ける方が快適に利用することができると思います。

ご自身で対策が難しい方はお問合せからご依頼ください。場合によってはお預かりして少々お時間を頂く場合がございます。
※当記事の内容につきまして、いかなる場合においても当店は一切の責任を負いません。実行される際は、自己責任でお願い致します。また、当記事は各ウイルス対策ソフトを比較することが目的ではありません。